ロジカ・ドラマチカ作者:古野 まほろ光文社Amazon いわゆる「九マイルは遠すぎる」な作品なんだけど、 ネチっこさが桁違い。 一字毎にとことん追究していく。 これはもう「推理」というよりは、「学問」の領域に近い。 ミステリというよりは、言語論理学。 まぁ、辿り着くのはミステリな真相なので、 ミステリではあるんだけど、読み味が全く違う。 ロジック好きな人間でも、ここまで来ると、 これを愉しめるかどうか、大いに分かれるだろう。 自分もロジック好きを自認してはいるんだけど、 これには流石に「ちょっと違うんじゃね」と思ってしまった。 というわけで採点は6点。 ちなみに季節毎の4章に分かれているんだけ…