読み逃していた秋吉作品。ブログ友達のゆきあやさんが絶賛されていたので、開架で 見つけて即ゲットして来ました(笑)。予約本に余裕がある時はこれができるから 良いのよね。今度は、期限の関係で返却せざるを得なかった作品なんかも再チャレンジ しようっと。 さて、本書。いやー、面白かったです。夫との冷え切った関係や、言うことを 聞かない二人の子どもたちとの生活に疲れ切った主人公の涼子は、誕生日前日の深夜、 書籍編集者の夫の携帯に、女性かららしき不審なメールが来ているのを見てしまう。 その直後、その相手と思しき人物から電話がかかってきて、夫は家を出て行って しまう。理由は『担当の先生から仕事で呼び出された…