サッカーワールドカップアジア最終予選。 日本は敵地でオーストラリアに2対0で勝利し、本選出場を決めた。 なのに、この静けさはなんだ。 もちろんコロナ禍という事情もあるだろう。 だがそれだけでは説明がつかないほど盛り上がりに欠けた。 テレビに映る渋谷のスクランブル交差点も、ほとんど平常の状態に見えた。 意図があってそういう部分を映さなくしているのではと疑念を持ったほどだ。 いずれにしてもかつての興奮、歓喜の様子は全く見られなかった。 ジョホールバルの歓喜やトルシエジャパンの時を思い出して欲しい。 テレビは連日代表チームを取り上げ、ナンバーは毎号サッカーの特集をやっていた。 世の中サッカー一色だっ…