『サッカーブラジル代表が黒いユニフォームを着た意味』 国際親善試合に黒いユニフォームで臨むブラジル代表(2023.6.17) レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールに対するバレンシアの侮蔑行為は国際問題に発展した。 欧州サッカーでは人種差別が問題視されながらも、長年ほとんど放置されてきた。 伝統の黄色ではなく黒いユニフォームを着用したブラジル代表は抗議の意思を世界に示したが、これは差別問題に熱心でないとみられる先進国に抗議するグローバルサウスの風潮を象徴する。 ブラジル代表が伝統の黄色ではなく黒いユニフォームで試合をしたことは、広い意味ではグローバルサウスからの抗議ともいえる。 黄色…