紅茶好きを自称するひとなら、一杯の紅茶をいれるのにぜったいのルールを持っているはず。 わたしも、こと紅茶にかんしては黙っていられません。 譲れないルールが7、8個あり、それが守れない環境でなければ、紅茶はいれない。完璧にいれようとしなければ、気分がぱっと明るむ「おいしい一杯」にはならないから。 こだわりは強いほうだと思っていたのだけど、当然ながら、上には上がいました。 ジョージ・オーウェル著『一杯のおいしい紅茶』(1946年) によると、ぜったいに譲れないルールが少なくとも11はあるといいます。 オーウェル流・紅茶の極意は以下のとおり。 インド産かセイロン産の葉を使用する 一度に大量にいれては…