高島屋資料館の企画展「万博と仏教 -オリエンタリズムか、それとも祈りか?」。 「本展では、万国博覧会に出展された仏教に関連する展示物を概観しながら、近代における仏教のイメージの受容と、その変遷について考察する。」 と言う事で本展のコンセプトは、1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)での「仏教と万博」と言う事で無くて、明治政府として初の公式参加となったウィーン万国博覧会(1873年)よりの日本が出展してきた多くの仏教に関係する造形物の仏教イメージと西洋の近代化を対比しながら考察していきます。 その様な西洋からのオリエンタリズムに対する眼差しの中で、初めてアジアの仏教国で開催された197…