鳥原の鎮守、八幡神社から西に500㍍ほど行くと、三叉路になる。地元では三叉の辻とかニョウライサンと呼ばれる場所だ。 ここは、下品野村、鳥原村、中品野村の境目に当たる。北が中品野、西が下品野南が鳥原になり、境目を赤津に向かう道が通っている。この辻には多くの石仏や石碑が祀られている。 岩屋堂ガイドブックに下のような記述があった。 『かつてはこの道が信州飯田街道と三州街道を結ぶ重要な往還道路で、中品野村から岩屋堂へ向かう道と赤津へ向かう道が分岐する場所は「三叉の辻」と呼ばれており、旅人が休憩した折には神仏に道中の安全を祈願する場所でもありました。 ニョウライサンの石塔群は左から地蔵・弘法大師・三体地…