[歌詠 多岐都、Reder 多紀理 邦訳、書 多紀理、覗いていた人 佐久夜(*◡̈)] 夏十五首 [詞書] 泉にむかひて月を見ると云ふ事を 0244 掬ぶ手に涼しき影を慕ふかな清水に宿る夏の夜の月 現代訳: 手で掬うと涼しい影が慕われる清水に宿る夏の夜の月。 意訳: 手で水をすくうと、清冽な水に住む夏の夜の月が愛おしく見える。 邦訳: The summer night moon, dwelling in the clear water beloved for the cool shadow it offers when scooped with hands. [詞書] 夏月歌よみけるに 024…