さらば紋次郎!そして新たなる旅立ちへ <上州を旅する道中、落雷に打たれ、意識不明となった紋次郎。目覚めるとはからずもそこは、因縁の生地、上州新田郡三日月村だった。石切り職人の与作、そして通りがかりに紋次郎を助けた孫のお市が暮らす小屋で介抱される紋次郎だったが、そこへやってきた名主の徳左衛門から、村に引き水の資金として預かった千五百両もの大金があること。そして、泥亀の一味がその金を狙っていることを知らされ・・> 市川崑劇場「木枯し紋次郎」の事実上の最終回。監督は大州斎だが、監修として市川崑監督も名を連ねている。最終回にふさわしく、本編の舞台は、あの因縁の紋次郎出生の地、上州新田郡三日月村。共演と…