前作の『下鴨アンティーク アリスと紫式部』がとても面白かったので、すぐに2作目の『下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ』も読了。 本当にスルスルと読み進めることができるくらい文章が読み易く、ストーリーも面白いため自然に没入してしまいました。 また今作では、前回あまり活躍(?)しなかった良鷹がメインのお話もあり、とても楽しめました。 今回は章ごとに感想を綴らせていただきます。 // リンク ※若干ネタバレがありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。 ペルセフォネと秘密の花園 プリシラと言うイギリス人の少女が、良鷹を訪ねてきたことから物語が始まります。 あいにく良鷹は珍しく仕事で一週間…