不動産投資は、将来の環境変化も踏まえて、投資価値の高い物件さえ取得できれば、有効な資産形成の手段の一つです。しかし、最近では銀行などの金融機関は不動産投資に対する融資に慎重になっています。 そこで、元銀行員の目線から、不動産投資の融資審査に通りやすいポイントを解説します。 1. 自己資金を用意する 融資審査では、自己資金の額が重要視されます。自己資金が多いほど、金融機関は「借入者の収入や資産状況が安定している」「万が一の返済不能リスクが低い」と判断します。 一般的に、購入物件価格の20%~30%程度の自己資金を用意しておくとよいでしょう。 2. 投資計画書を作成・提出する 投資計画書とは、不動…