不登校#不登校支援#不登校の親

“本物の共感”には、不登校のお子さんの心を深く癒し、日に日に良い方向へと導く力があります。時には、驚くほど早く不登校からの脱出へと向かうきっかけにもなり得ます。 しかし、「本物の共感」は非常に奥深く、その本質を理解し実践することは、専門家にとっても簡単なことではありません。 この記事では、不登校のお子さんを持つ親御さんをはじめ、多くの方に「本物の共感」とは何か、そしてそれがなぜ重要なのかを、できる限りわかりやすくお伝えします。 少し専門的な話や、一見本題から逸れるように感じる話も含まれるかもしれませんが、それは「本物の共感」の深さを理解していただくために必要なプロセスです。プロでさえ十分に理解…

感受性の強い子に対して見落としていること 多くの方が、感受性のアウトプットである感情の起伏にフォーカスしています。つまり、感受性のインプットに無頓着な方が多いと思います。 Ｂちゃん、そしてＡくんの個人セッションを引き受ける時、私には覚悟が必要でした。 どんなクライアントさんにも当たり前にしていることですが、無意識に行っていることなので、改めて強く意識することがあります。 ごまかしたり、嘘をつかないことです。 当たり前のように思われるかもしれませんが、大人は社会経験を重ねる中で社交辞令を身につけていきます。 もはや、口から滑らかに出てくるあれです。 また、本当はぼんやり程度なのに「わかったふり」…

どうしたらいいか、わからない 前回のブログで登場してくれたＡくん。子ども時代は、感受性が強すぎる子どもでした。 まだ読んでない方はこちら obacyan-manazashi.hatenablog.com 当時、私は後輩コーチを育てていたのですが、Ａくんをどうサポートして良いのかわからないメンバーたち。 当然、大人になったＡくんも、自分自身をどうやって幸せにしていったら良いのかわからない。 Ａくんは、勉強も仕事も必要なことはすべて頑張ってきましたし、人と上手くやっていく方法だって彼なりに誰よりも考え、試行錯誤してきました。 やれることはすべてやってきたのです。安易なアドバイスは必要ありません。 …

不登校の子どもたちが抱える問題の一つに、自分の感情や考えをうまく表現できないことがあります。この自己表現力の欠如は、ストレスや不安を増幅させ、不登校の状態を長引かせる要因となり得ます。 そこで、親が子どもの自己表現力を高めるためにどのような創造的な支援ができるかを考えてみましょう。 アートセラピーの活用 言葉での表現が難しい子どもには、絵画や音楽、ダンスなどのアートを通じて感情を表現する場を提供することが効果的です。親子で一緒に絵を描いたり、音楽を作ったりすることで、子どもの内面を理解する手がかりになります。 ＜例１＞親子でアートセッション 定期的に親子で絵を描く時間を設け、テーマを決めずに自…

記事の公開日 2016/9/30 （更新日 2024/6/24） 【目次】 はじめに ポイント１．不登校専門家が子供と直接関わることのリスクの大きさを理解している ポイント２．責任が大きいポジションにいる ポイント３．誇大広告を出していない ポイント４．「経営者の生き方」と「従業員の生き方」の両方を経験している専門家がGood！ ポイント５．専門家個人の不登校支援経験が１０年以上 ポイント６．本を出しているからといって安易に信用しない はじめに １０年以上も不登校支援活動を行なっていると、さまざまな質問を受けます。 その質問の中には、こんなものもあります。 「信用できる不登校専門家の見抜き方は…

みなさんこんにちは。初めまして。 今このブログを見に来てくれた通信制高校の皆さん、不登校の生徒さん、そしてその親御さんがた、ありがとうございます。そしておめでとうございます。今ここに来たということは少なからず受験や将来について考えている、もしくわ考えてしまっているのではないでしょうか。そんな不安を抱えた皆さんの希望となれるような投稿を具体的にしていきたいと思っているのでぜひ暇な時に覗きに来てください。（決して怪しいものではございません笑） 私は、現在早稲田大学の社会科学部に通う新１年生です。通うといってもまだ授業は始まっていませんが（自分は4/15から始まります） 最初に結論を書くと私は 中学…

はじめに 私の不登校経験 保育園時の不登校 小学校時代の不登校 3度目の不登校〜高校にて 不登校は人生の問題 人生が多様化した今、様々な正解がある 今不登校、若しくは引きこもっている人へメッセージ はじめに 皆様いつもご覧くださいまして誠にありがとうございます。 今日は不登校について考えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 まずこちらのグラフを見ていただきましょう。⬇ 文部科学省資料:「令和４年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」より（令和6年3月26日） こちらは文部科学省が調べた、令和4年度までの小中学校における長期欠席者数の推移です。 …