雑誌で推薦されていた、ふかわりょう著【ひとりで生きると決めたんだ】(※1)を読む。 身辺の出来事を綴ったエッセイ集なのだが、この類のものって、何ら脳細胞を消費せず、ただ淡々と読み進めたい。‥と、それはあくまで個人の趣向なのだけれど、でも本書は一篇一篇が他と比べて長く、だんだんと氏の見解やら主張やらが鬱陶しく感じてきてしまう(これもキャラづくりなら大したものだ笑)。むろん、一般人とはちがう特殊な業界に身を置く人だから、必然、書く分量も多くなってくるのはあるだろうが。 「世にも奇妙な物語」にも同じことが言えると思う。近年の不振は、1作品あたりの時間。ここ数年、全5作品から4に減ったでしょう? しか…