人を思いやっているようなことを言うのは、優しいからではなく、自分に頓着を無くすという、現実逃避だ、私の場合。本来、自分に向けるべき意識を、自分にかけるべきエネルギーを尽くすことなく、「人のことばっか言ってる」ということだ。“自分本位”になりすぎるのも良くないが、自分あってこその他者との“共存”なのに、自分をほったらかして本末転倒している。他人事に口を出すのも“余計なお世話”だし、主語がいつも自分以外になるのも、自分自身にさして話題が無い...彩が無いということである。当然“今考えるべき”は自分のことであるのに、他人事・世間や社会のことを巡らせて、それらに感情も時間も割いて、文字通り逃げている。…