進行性の病気のシゲルが主人公。 病名は一回も出てこないのですが筋ジストロフィーとしか思えない描写ばかりなので筋ジストロフィーのカテゴリーにまとめました。 登場人物全員が妙に生々しい。 シゲルが病気とわかったら一緒にお風呂に入らなくなったりシゲルに冷たくあたったり妹ばかりかわいがるお父さんがものすごくリアル。 ぼくのじんせいはフィクションですが実際このようなお父さんは多いと思います。 お父さん、お母さん、妹の三人から疎まれていると感じているシゲルが可愛そう。 施設に入る入らないのあたりはリアルすぎて読んでいて辛いです。 施設の件は森先生が悪いよね… 本人に言わずに施設の話を母親に言うのは反則でし…