福寿草 花屋の春のど真ん中 寒波の後の陽射しが暖かいので、ふらふらと花屋に入りついつい福寿草を買った。 小さいポットなので、すぐに大きな鉢に移す。直径30センチ、深さ30センチくらいの素焼き鉢、これくらいあれば一年くらいはいいだろうと考えた。水をたっぷりかけて、玄関先に置くと、黄金色がまぶしい。いい花だ、春が来た気がする。 以前、2度ほど福寿草に挑戦したことがある。一度は、奥信濃の弟が来るときに、野草を扱いで土つきのまま持ってきてもらった。新鮮な産直であり、それは庭の土に降ろしたのだが、やはり気候が違い過ぎるのか、3年目には駄目だった。以来、家では難しいかな、と考えていた。 福寿草は、思いのほ…