いつもくだらないことしか書いてないので、少しは実の出る話 ではなく実のある話を書こうかなと思いましたが、とくにないので先月読んだ本を短く紹介して、あいさつに代えたいと思います。本日はどうもありがとうございました。 まず始めは中山七里著、「ヒポクラテスの誓い」です。 ヒポクラテスは紀元前5 世紀に生まれたギリシャの医師で、科学に基づく医学の基礎を作ったことで「医学の祖」と称されており、弟子たちによって編纂された「ヒポクラテス全集」の中で、医師の職業倫理について書かれた宣誓文が「ヒポクラテスの誓い」なんだって。 法医学の話で、死体解剖から真実を導き出す話だが、本物の医者が見れば、そんなことはあり得…