森保ジャパンの始動 18年7月26日、W杯ロシア大会で日本代表を率いた西野朗の後任として、森保一の代表監督就任が発表された。独善的な指導でチームが空中分解しかけたハリルホジッチ時代の反省を踏まえ、それまでの外国人監督路線を一旦封印。選手との対話を重視する森保監督に今後の代表を託したのである。 森保新監督は前年から若い代表チームも指揮しており、東京五輪代表と兼任でA代表監督の重責を担うことになった。 同年8月からはインドネシアで開催されたアジア競技大会のサッカー競技が始まり、日本は2年後の東京五輪を見据えたU-21チームで参戦。優勝した10年中国大会以来となる3度目の決勝へ進むが、韓国に延長戦で…