福岡県行橋市にある豊日別宮の近くに住む田中了一氏が、これに基づいて4冊の本を書きあげている。見事な推察だ。取り上げてみたい。 「古事記、日本書紀の編纂が行われた頃の編纂側の中臣氏や藤原氏は邪馬台国の位置と、女王卑弥呼のお墓がある場所までも正確に知っていたことは確かであります。」「昭和47年、福岡県行橋市大字草場(現、南泉7丁目)に鎮座している、官幣大神・豊日別宮より、歴史的に名高い古代大和の巨大豪族、大伴氏の古文書と共に、神官・大伴氏系図が発見された。」「官幣大神宮から発見された古文書によると、最祖神官・神牟根奈里(コウムネナリ)という名がみえている」「この人物は、6世紀29代欽明天皇(540…