久遠くおん元初がんじょの概念がいねんは科学と矛盾するか? 【質問】仏法には久遠くおん元初がんじょという概念がいねんが説かれていますが、これは、今日、明らかになってきた現代科学の研究成果と明らかに矛盾むじゅんしているように思えます。つまり、現代科学では、生物の進化の過程の中で現生げんせい人類じんるい(ホモサピエンス)が誕生したのは約三万五千年前としています。ところが、御本仏が即座そくざ開悟かいごされた久遠くおん元初がんじょという時を計算しようとすると、まさに計算も及ばない大昔で、地上には哺乳類ほにゅうるいも存在していないどころか、地球すらも存在しない時代になってしまうのです。ということは、仏法で…