日蓮宗系の仏教宗派。 総本山は大石寺。
現法主は第68世早瀬日如。
日蓮正宗の信徒団体であった創価学会の興隆により大いに栄えたが、1991年11月に創価学会を破門し、檀家数が激減し寂れている。独自の信徒団体として法華講がある。 日蓮宗系だけあって他宗教に不寛容で、信者となる場合は他宗教と関係するものの破棄を求められる(謗法払い)。
二座の勤行は本尊供養です。総じて言えば自宅の御本尊、別して言えば本門戒壇大御本尊にに対する御報恩感謝をささげます。因みに御本尊は大聖人内証の寿量品を能詮とするので寿量品の長行を読むのです。長行を省く創価のインチキ勤行では全く意味がないのです。 【二座御観念文】南無本門寿量品の肝心・文底秘沈の大法・本地難思境智合・久遠元初・自受用報身如来の御当体・十界本有常住・事の一念三千・人法一箇・独一本門戒壇の大御本尊、御威光倍増御利益広大御報恩謝徳の御為に ①本門寿量品の肝心・・・ひろくちに「本門寿量品」といっても、体外・体内・内証と3種の寿量品の読み方があります。いわゆる釈尊の文上寿量品は体外の寿量品で…
先月10月16日、浅井昭衛が死去したそうだ。 享年91歳。 https://kenshoshimbun.com/pdf/051025/1630.html 顕正新聞 令和5年10月25日号 一面 暴力教団として名を馳せてきた冨士大石寺顕正会の会長が死去とは、何と言うか歴史の流れを感じる。 阿部日顕は2019年に死去(享年96歳)したが、日蓮正宗にせよ顕正会にせよ、憎まれっ子世に憚るというが随分と長生きしたものだ。 そういや、池田大作はまだ健在(現在95歳)の模様。 日蓮正宗系教団に限ったことではないが、信者たちはみんな高齢化してきている。 私の菩提寺を見ても毎月の御講はおろか、御会式のような重要…
訳あって今も法華講として籍を残している私だが、菩提寺で貰ったカレンダーを10月のまま捲り忘れていたところ、そこに抜粋されていた遺文に目が行った。 日蓮正宗 2023年カレンダー 10月 「多宝塔中の大牟尼世尊」とあるので、「妙法蓮華経の宝塔の中にいる釈尊」という意味になる。 これでは、日蓮正宗、創価学会が言うような「釈尊は諸天善神の一人」と解釈するには無理がある。 日蓮門下において五大部(五大抄)と言われる重要御書の一つ、観心本尊抄(如来滅後五五百歳始観心本尊抄)に面白い改竄箇所がある。 大石寺版「日蓮大聖人御書」 661ページ ここでは大石寺版「日蓮大聖人御書」を引用したが、創価学会版「御書…
末法に入りなば迦葉・阿難等、文殊・弥勒菩薩等、薬王・観音等のゆづられしところの小乗経・大乗経並に法華経は、文字はありとも衆生の病の薬とはなるべからず。所謂病は重し薬はあさし。其の時上行菩薩出現して、妙法蓮華経の五字を一閻浮提の一切衆生にさづくべし 今月の御講拝読御書は『高橋入道殿御返事』の御文です。仏教では仏を医師・教えを薬に譬える例はたくさんあります。法華経の寿量品にも【良医治子の譬え】が説かれています。(いまの学会員は寿量品の長行を読まないから知らないかもね)勤行で読む寿量品・長行の中の「譬如良醫。智慧聡達。明練方薬。善治衆病」から「其父聞子。悉已得差。尋便来歸。咸使見之」までの部分が【良…
以前も書きましたが勤行の時に読む御観念文は大聖人仏法の法門法義が書かれている大切な御文です。この御観念文を朝晩に読むことによって信徒である我々は知らず知らずのうちに大聖人仏法の根本の法門法義を身に付けます。ですから御観念文をおざなりにすることなくしっかりと読んでいくは大切な修行です。正宗では御観念は暗誦するのではなく経本を読むことを推奨しています。これもいつも書きますが勤行も御観念文も「読む」ことが基本です。五種妙行においては「読」と「誦」は別個の修行です。経文や御観念文を暗唱できたとしても勤行は「読」と「誦」を兼ね備えた修行ですから宗門の推奨する「経本を読む」ということを実践することに越した…
日蓮正宗の信者を見ていると、地域、寺院によって創価学会とは比にならないほどの温度差がある。 突き詰めればその寺の教師(住職)によって色が出てくるのだと思うが、とにかく寺によって活動の本気度にしろ、折伏の成果にしろ、全く違っている。 例えば、大石寺塔中(たっちゅう)の理境坊(りきょうぼう)には妙観講(みょうかんこう)支部があるが、ここは日蓮正宗法華講の中では「対創価学会部隊」のイメージがある。 理境坊は非常に大きな講中で、その規模は1万人にも及ぶという。 しかし、実際には対創価学会部隊は百人規模ではないだろうか。 他にも、長野県妙相寺も活発な寺院で知られている。 地方末寺でありながら信者は全国に…
昨日は菩提寺の御会式に参詣してきました。御会式への参詣は4年連続4度目ですが今回は初めて御正当会へ参詣しました。過去三度は御逮夜に参詣していて今年も私の折伏した元創価の連中は御逮夜に参詣したみたいなのですが私は一度は御正当会に参詣したかったのです。御逮夜と違う所は御住職の他に6名の他寺院の御僧侶がいらしゃって「申状」を読まれることと、「お花崩し」をやることなんですけど、「申状」の奉読は初めて拝聴しましたがすごく気が引き締まりました。私達は在家信徒なので何かと自分の事に対する祈りが優先されがちですけど大聖人様の弟子檀那を自負するのであればやはり折伏弘教・広宣流布を忘れてはいけないと思いました。一…
創価学会はもとより、日蓮正宗系の考え方では、「悟達(悟りに達する)」という言い方は多分しないが、強いて意味を言えば「法華経の極意を完全に熟知した」という事で、成仏とはまた別の意味があるように感じる。 本来、「成仏」とは「悟り」のことだし、「悟り」とは「物事の本質に気づく」ことであるが、本題から大きく逸れるので触れないでおく。 日蓮正宗では、法華経の極意(つまり、文底秘沈について)を完全に熟知しているのは日蓮のほか歴代上人だけであると教えてきた。 もっとも、その歴代が本当に知っているかと言えば、それも別問題なのだが。 当然創価学会もそれを踏襲してきたのだが、いわゆる昭和52年路線の指摘を受ける以…
先日の12日に御登山から帰ったあとに菩提寺の『竜の口法難会』へ参加しました。恥かしながら御法難会には初参加です。創価時代には大聖人にまつわる法要など全くなくてただ「今日は大聖人に○○の日だね~」で終わってしまうので特に何事もせずその日を過ごしてました。(大聖人の○○の日であると言わないの方が多かったけど)。そんな創価時代の悪癖が抜けておらず菩提寺で執り行う法要に対して無頓着でしたが徐々に創価臭が抜けてきてようやく寺院での法要に進んで参詣しようと思えるようになってきました。考えれば『竜の口の法難』は大聖人が発迹顕本された重大な日ですよね。外用においては大聖人の御入滅が不滅の滅を顕われた日ですが、…
昭和27年9月2日、戸田城聖は大石寺において高齢僧侶を集団暴行した嫌疑で静岡県富士地区署に逮捕、勾留された。 当時、大石寺において学頭職にあった小笠原慈聞という僧侶は度々問題行動を起こしたり、衆徒を煽動していたようだ。 中でも、神本仏迹論という神を本地、仏を垂迹という説を唱えて日蓮宗への合同を画策したことが創価学会の怒りを買ったようだ。 その結果、小笠原は創価学会青年部に吊し上げられ、暴行された末に詫び状を書かされた。 これが事件となって首謀者の戸田城聖は逮捕されたのだ。 詳細は、以下の日蓮正宗信者のサイトを参照。 検証!「狸祭り事件」 上記サイト中の大白蓮華は、昭和27年6月号(25号)で、…
これも中学生の時に聞いたことですが、何の脈絡も無く池田氏が、 「みんなは、『自分は人材グループだから、絶対に退転なんかしないぞ!』と思っているだろう? だが、私にはわかる。この中から、必ず退転する者が出る。 退転したら、広宣流布の歴史に永遠に名前を刻んでやる。」 と言いました。 肝が冷えるほど恐ろしかったですよ。 一応中学生の頃には、 「広宣流布は私が生きている内は無理だけど、何百年後かには達成して、創価学会の名は正本堂と共に【永遠】に残るかも知れない。」 と、消極的には信じていました。 そこに永遠に【反逆者として名前を刻まれる】んですから。 (千年残るはずの正本堂もたった26年で瓦礫になりま…
一時的に今居る所の天気予報では氷点下3度となっていたが、実際には氷点下4℃になった。 噴水の水も凍る気温。準備しておいた手袋を着けても駄目で手袋をコートのポケットに入れるのだが、軽い凍傷になった。 この寒いのに市街地では野宿している人たちもいて、信じられないことに生存している。 昨日は幸い陽の光があって良かった。 一昨日は氷点下1度で、ある精神保健福祉の旧所名蹟を訪問した。 世界中から巡礼や見学が絶えない。 人間は人間にこだわり、人倫にこだわり、権力者は不当な要求をするものだ。 不当要求する側に病気がある。 される側は落命する。 落命した者は聖人として歴史に刻まれる。 要求を断ることが人倫であ…
たんぽぽ舎です。【TMM:No4926】 2023年12月2日(土)地震と原発事故情報− 4つの情報をお知らせします 転載・転送歓迎 ━━━━━━━ ★1.ガザを救え! 停戦せよ! ガザ講座を開催! 浅野健一元同志社大教授の3連続講座 (注)3回目の演題が変わりました。 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表) ★2.池田大作名誉会長の死去でも「沈黙の罪」 創価学会が支える公明の自民との野合政権 自民タカ派と脱原発転換・対米隷従を推進 人権と平和主義の看板投げ捨て大軍拡推進 「メディア改革」連載第141回 浅野健一(アカデミックジャーナリスト) ★3.日経「米中、東南ア投資で火花。昨年、総額33兆円で最…
いつもみなさん、ありがとうございます。 戸田城聖氏は創価学会の第2代目の会長に就任するのですが、彼が戦後再構築した創価学会組織は、先代の牧口常三郎が作ったものとはかなり変わりました。 戸田城聖が構築したのは軍隊風の組織名です。青年部の各部は部隊名で呼ばれ、「第1部隊長」「第2部隊長」等と呼ばれていました。ちなみに私の父はかつて青年部時代、石田幸四郎(元公明党委員長)氏が部隊長を務める「第47部隊」に所属していました。 また青年部には軍隊風の名前の組織がたくさん作られました。参謀室、主任参謀、輸送班、等々です。そもそも軍楽隊が作られ、初代の音楽隊長は有島重武氏です。有島重武氏と私の父は面識があり…
何年前か忘れたけど、 筋肉少女帯の『日本印度化計画』って歌がありました。割と好きでした。😄 「池田名誉会長ミイラ化計画」という見だしが、週刊誌にありましたが、ミイラと言っても、エジプトのミイラのような、真っ黒の包帯ぐるぐる巻きミイラでは、 【日蓮正宗や創価学会的成仏の相】 〔肌が白くなり、体も柔らかい兜露綿のような〕 とは程遠いですが、現代にはプラスティネーションという、生きて居るのと見間違えるような遺体保存法があります。 『人体の不思議展』 というのを聞いたことがあるでしょうか? 医学教育に使えるような人体標本、生きているような遺体です。 これには死後すぐに遺体の血液を樹脂液に交換しなければ…
池田大作の題目についての記事を見ていたらふと思い出した。 池田大作の独特すぎる題目三唱の声。 本部幹部会の最後で行われていたと記憶するが、大作の場合は三唱じゃなくて六唱だったような。 それと、とにかく数珠をジャリジャリと激しく揉む。 これは日蓮正宗的にはもう有り得ないんだが、法華講員にも是非聞いていただきたいところ。 肝心の「ナンニョ〜ホ〜ネンゲギョ〜」はYouTubeに幾つも投稿されていて簡単に見つけられる。 「ナンニョ〜ホ〜ネンゲギョ〜(ジャリジャリ) ナンニョ〜オ!〜ネンゲギョ〜(ジャリジャリジャリ) ナンニョ〜ホ!ネンゲギョ〜(ジャリジャリジャリ) ニョ〜ニョニョニョニョ ニョ〜ニョニ…
大石寺を巡る紛争の主要人物は全員故人になったと考えてよさそうだ。「昭和終了」の感強し。 先月10月16日、浅井昭衛が死去したそうだ。 享年91歳。 【創価学会の家に生まれ、日蓮正宗に鞍替えするも結局活動から退いた自分の話 2023-11-16】
😡 気づけよ!日本は民主国家ではありません 😒統一教会暴露ニュースを聞いて 日本人の学会員は何を考えているかな? 我が身を振り返る知性はあるのかな? 🥶 学会と教会は双子の兄弟 ---------------------------------------------「池田先生の“ミイラ化計画”があった」 池田大作氏、五つの墓のどこにも入れない事態に? ---------------------------------------------計画ではなく事実だったのでは---------------------------------------------五つ墓村--------------…
母親はまだ生物学的には生存している。 私が財務の収支が発表されないことをを批判して、財務の申し込みを拒否して創価学会から干されて(会合の連絡が一切無くなり、町で婦人部長等に会うと、向こうが顔を背けて走って行くという非礼を数年間耐えた。) すぱっと除名ならまだしも、籍は有るという蛇の生殺し状態は精神的に辛かった。 鬱が悪化して、全身に痛みが絶え間なく、死んだ方がマシな状態だった。毎日、窓を開けては、 「飛び降りたら死ねるかな?」 と考えていた。 実家に電話をして、 「もう創価学会やめてもいいよね?」 というと、父親は、 「親をころす気か!?」 と錯乱した。(一人が退転すると、上七代下七代地獄に堕…
日蓮正宗and創価学会and顕正会 10月には顕正会の浅井先生が、11月には創価学会の池田大作名誉会長のご逝去が明らかになった。 わたし自身は浄土真宗本願寺派の一門徒であるが、何十年もおつき合いしている学会員も居るし、つい最近、顕正会の方とも仲良くなった。 元々、日蓮正宗こそ日蓮聖人の仏法を歪めることなく現代まで伝えて来た宗派であるとは思って来たが。 国立戒壇の建立をいまだ渇望する顕正会の熱意には、はなはだ感心してしまう。 学会の友人からは長いこと折伏の勧誘をされて来たので、これからは顕正会の方にじっくりと教義を教えてもらいたい。 「念仏無間…」筋金入りの念仏者であるわたしには、そんな脅しはこ…
いちりん楽座「池田大作の死と創価学会」11月26日(日)13時〜18時(12時半からオープン)GoogleMeethttps://meet.google.com/gdo-vywv-hjk参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由上記URLをクリックするだけで参加できる。ついに創価学会のカリスマ、池田大作氏が亡くなった。11月15日。ほんとうに亡くなったのか、すでに亡くなったのに秘され続けていたのか、真相はわからない。かつて公明党の浜四津敏子(公明党の元参議院議員、環境庁長官、党の代表代行)の死は、3年間公表されていなかった。その例でみられるように、じつのところかなり前に亡くなっており、発表されたの…
創価学会会員章、財務部員章 池田大作死去。ネットニュースで見たときは、思わずエッと声が出た。享年95歳(死去は11月15日、発表されたのは11月18日の創価学会創立記念日だった)。 池田大作の健康状態については、ここ10年以上公式の場に姿を見せなかったことから、実はとっくに死去しているのでは、などというウワサも飛び交っていた。公式にはいまだ健在ということであったが、年齢も年齢である。 創価学会は公称800万人の信徒を抱える宗教団体で、池田大作はその名誉会長という立場であった。実務からは退いているとはいえ、創価学会をここまで大きくしたのは池田大作の力によるところが大きく、最高権威の存在であり続け…
「オリヴァー・トゥイスト」と世界帝國の貧民窟ー結果「社會問題」ばかりはちっとも進歩せずー 池田大作氏死去で宗教界に禁断メスが入る可能性…連立解消論浮上の自公"崩壊ドミノ"で彼らが最も恐れること (msn.com) かうして自由民主党は所謂集票組織としての宗教団體と密接に結び付いて居た訳だ。 他方で創価學會が目指さうとしたのは「広宣流布」との拡張主義であり其れは日蓮宗に於ける宗教的な過激主義の原理化なのだと思われる。 其の意味では日蓮宗並びに日蓮正宗共にかってのクリスト教的である。 クリスト教はかって自分等ダケが正しいと世界に對し其の「広宣流布」を行い實際に未開の國の多くがクリスト教化され元來信…
インドでは、これでもかこれでもかと、無限をさまざまな譬喩で語ろうとする。 インドのありようが「幻」といわれるゆえんである。「幻」は明確ではないが、イメージは伝わる。ちなみに中国は「論」。論は、明確であるがイメージは伝わりにくい。日本は「絞」。盆栽や俳句のように、膨大で難しいものを、短い言葉やシンボルに縮めてしまう。このあたりは、江戸時代の天才、富永仲基が示している。 ▽ 仏典には、時間の長さを表す単位として「劫」がある。劫とは、「カルパ:kalpa」の音写(*劫*波(*劫*簸)を音写)。「きわめて長い時間」をあらわす。 「一劫(いっこう)」とはどれくらいか。約43億2千万年ともいわれる。 イン…