★★★★☆ あらすじ 仕事に夢中で、独り身の父親の老後も気になる女は、親同士が決めた結婚の相手に断りを入れるため、学生時代の友人にその仲介を依頼する。 感想 冒頭の主人公と友人の電話のやり取りが代表的だったが、劇中のセリフ回しに独特のリズムがあってクセになる。交互に相手の顔をアップにする手法といい、結婚をめぐる父と娘の葛藤という題材といい、どこか小津映画を思い起こさせるような映画だ。おそらくかなり意識しているはずで、パロディみたいなものと言っていいのかもしれない。 bookcites.hatenadiary.com 主人公が婚約者に断りを入れるため、メッセンジャーとして大学時代の友人を送り込ん…