書くネタが無いので最近読んだ本をまとめてみる。 ルルとミミ/夢野久作 ルルとミミ (立東舎 乙女の本棚) 作者:夢野 久作,ねこ助 立東舎 Amazon 鐘造りの父が身を投げてから、二人きりで暮らしていたルルとミミという兄妹の物語。乙女の本棚シリーズ。夢野久作というと「ドグラ・マグラ」のイメージが強く、読んでもあんまり意味が分からない作家さん…という印象だったが、この作品は分かりやすかった。童話だからかな。 いわゆるメリーバッドエンドで、全体的に儚い雰囲気。イラストも作品に合っていて素敵。シックな色合いの挿絵の童話も良い。 哀しい結末だけど、2人が再会できて楽しく暮らしていれば良いなと思う。 …