Netflixで連日ホラー映画を観ていると、オススメがホラー映画ばかりになる。台湾、韓国ときたから日本のホラーも観ておくかなどと考えて、よく調べずにオススメの先頭にあった映画を観たのが間違いだった。それが本当の恐怖の始まりとも知らず……。 『事故物件 恐い間取り』はTV番組の企画として事故物件に住むことになった芸人が、行く先々で恐怖体験をするという筋書きのホラー映画なのだが、はっきり言ってホラー映画としては怖くない部類に入る。序盤はちょっと驚かしてやろうという痕跡が見えるが、終盤に行くに従ってどんどん怖くなくなっていき、最終的にはギャグの領域へと至る。いやラストバトルはどう見てもギャグでしょ。…