今週はアーノンクール/ロイヤル・コンセルトヘボウのディスク完聴記はお休みして、今年生誕200年を迎えるチェコの作曲家ベドジヒ・スメタナ(名前の日本語表記はベドジフ、ベルドジーハなどもあり)の「わが祖国」の投稿にお付き合いいただければ幸いです。 彼の命日(明日の5月12日です)を記念して開催される「国際音楽祭プラハの春」もアニバーサリー・イヤーと重なります。例年、音楽祭のオープニング・コンサートで演奏されるのが連作交響詩「わが祖国」です(今年は誰が振るのでしょうか?) もっぱら第2曲にあたる「モルダウ(ヴァルタヴァ)」ばっかり知られている作品ですが、全6曲の交響詩から成る連作交響詩となります。 …