樹という存在感が好きである。 以前は見上げる枝に重なった葉っぱが好きだった気がするが、 今は幹そのものに惹かれる。 ・・・写真の話ね。 太くなったり、二つに分かれたり、 その自然な無理の無い成り行きのフォルムに 目を奪われる。 ふと我を振り返ると、 人間の「体付き」も似たものを感じる。 太い、細い、長い、短い。 それは、まあ、人の個性だ。 同じのはずがない。 おまけに人間には、顔がある。 これがなかなか、やっかいだ。 顔はその内面で良くも悪くもなるのかもしれないが、 それも結局、成長の一環。 良い結果だけが、成長とは限らない。 表情の話。 機嫌よく生きられれば、顔も良くなる。 きっと自分を理解…