吉永さんに頼まれた原稿が手を離れたので一安心。ようやく昨年四天王寺秋の大古本まつりで入手した日記を調査した。300円均一の和本台から見つけたもの。冒頭の写真の左側の日録である。なお、右側のチラシは記事とは直接の関係はないが、4年前に大谷大学博物館で開催された企画展「大谷大学と宗教研究ーー清沢満之・西田幾多郎・鈴木大拙ーー」。とても良い展覧会でした。 日記は、明治28年6月12日から12月5日までのもので、真宗大学寮(大谷大学の前身)や稲葉昌丸、今川覚神らの名前が出てくることに驚き購入した。誰の日記かは、結局特定できなかった。日記の筆者は同年6月14日上洛して、大学寮の興地や岩崎を訪問している。…