仏教の目的は滅苦に他ならない。滅苦のためには、四聖諦を完璧に知る必要がある。四聖諦を完璧に知るためには、深い禅定を得る必要がある。深い禅定を得るためには、釈尊お勧めのアーナーパーナサティ(入息出息気づき)瞑想がもっとも良いとおもう。 現存最古の仏典「八つの詩句」(スッタニパータ4章)「彼岸に至る道」(同5章)に繰り返し出てくるキーワードは「気をつけて」これはサティのことだとおもう。釈尊はここで世の中におけるあらゆる煩悩の流れをせき止めるものは、気をつけることである。と教えてる。これはヴィパッサナー実践だとおもう。 ※サティ 「瞬間の現在(今・ここ)」に気づくこと。 ※ヴィパッサナー実践「瞬間の…