杜の都・仙台。 “ 独眼竜 ” で知られる、伊達 政宗公が 関ヶ原の戦い後、徳川 家康公の許しを得て かつての国分氏の居城「 千代城 」 ( のちの「 青葉城 」「 仙台城 」)に入城したころ この街はまだ「 杜の都 」ではなかった。 慶長6年( 1603年 )国分氏の「 千代城 」を大改修し 新たに「 仙台城 」と名付け自らの本拠地とした 伊達政宗公はある日のこと、家臣たちを集めこういった。 「 屋敷内には飢餓に備え 栗・梅・柿など 実のなる木や竹を植え 隣との境には杉の木を植えよ 」 ▶︎ 伊達 政宗( 1567〜1636 ) 出 典;日本大百科全書( 小学館 ) 仙台を本拠地に62万石の…