令和衰退期日本の底辺階層のディストピアを描くことで有名な『こづかい万歳』。 かつて駅の脇で酒を飲みながら人間模様を楽しむステーションバーが登場して話題を呼んだ。 なんと今回はステーションバーならぬステーション焼き鳥屋が登場する。 駅の近くの大衆酒場の二階からは駅のホームを見ることができ、そこで人間模様を楽しむのだ。 ジェネリック赤羽とは南浦和のことであり千円で居酒屋を楽しむ「せんべろ」が紹介される。 今回も衰退期の日本、ここに極まれり感がスゴイ。 新造語大賞受賞「ジェネリック赤羽」「ステーション焼き鳥屋」「せんべろ」 「ジェネリック赤羽」こと「南浦和」 安酒と廉価なツマミで幸せを得る 令和衰退…
財布を落とした主人公がこれまで出会ったこづかい超人たちのスキルを応用しながらゼロ円生活にチャレンジする話。 今回はなんとこづかいゼロ円の生活を送る超人が登場する!だが彼は最近までは月に2万程度使っていた。 驚いた主人公がその理由を尋ねると、彼は求めていた「平凡」な暮らしを手に入れたのだという。 ゼロ円超人は、妻子と共に円満な家庭生活を送ることに、人生における安寧を見出したのだ! 規則正しい生活、栄養バランスのとれた3食の食事、8時間の睡眠、妻子との団欒、健全な娯楽。 これらがあれば嗜好品など必要なく、こづかいなど使う機会は減っていくという持論が展開される。 だがそこで描かれる理想とされる「平凡…