仰木監督

鈴木一朗、イチローは、オリックスに入団した頃から、あの"振り子打法"だったとか。ヤクルト監督当時、野村克也はこの打ち方を見て、元南海片平の一本足打法の変形だと言っていた。後に、阪神で坪井が類似した打ち方していたが、入団初年度打率３位だったのに、翌年から阪神監督になった野村は、坪井と今岡を干した。野村克也、確かに戦後初の三冠王や６５７本ホームラン打った名選手だが、打撃指導者としては"殺す"か"干す"かの指導をしていた。 イチローの４割に迫ったあの１年、変化球だらけの日本でのモノだった。それが年を追う毎に振り子の振り幅が小さくなり、日本最後の年は足も殆ど上げず、カラダを回転させる速いスイングに変わ…

一般に考えて、二刀流の戦略的価値は、パ・リーグよりセ・リーグの方が高い。 例えば、第１次長嶋監督下、小林繁は外野守備してワンポイントの新浦と入れ替わった。高校野球なら、岡崎は投手と遊撃手兼任したし、中田や今宮は野手のポジションからマウンドに上がった。オリックス嘉勢は、仰木監督下で外野手兼投手をやった。阪神新庄は野村監督下で公式戦でマウンドに上がった。イチローはオールスターでマウンドに上がったが、野村監督にチャカされた。メジャーでは、敗戦処理ながらマウンドに立った。 アマチュア野球なら、セ・リーグなら、右でも左でも、ワンポイントできる野手がいると戦略的に価値が高い。強打者封じにだけ登板し、元のポ…

ラルフ・ウェンデル・ブライアント（Ralph Wendell Bryant, 1961年5月20日 - ） MLB−中日（88）−近鉄（88〜95） 1989年成績.283 49本塁打 121打点 伝説のホームラン王 三振か、ホームランか。そのパワフルな打撃で数多の伝説を作った名助っ人。 88年、中日の2軍で燻っていたのを仰木監督と中西ヘッドに拾われる形で近鉄に移籍。とにかく打ちまくり10.19を演出した。 翌89年は更に大爆発。説明不要の4打数連続ホームランで近鉄を優勝に導いた。 [査定について] 多くのブロガーがブライアントを作っているので、ありきたりな形で作るのもつまらない。ということで…

松井秀喜＝天才バッターの一人。ゴジラのこと。石川県の至宝。掛布に憧れる阪神ファンでしたが、ミスタープロ野球に気に入られ、巨人から大リーグで活躍。ホームランを量産することをゴジラが火を吹くことになぞらえたもの。顔までゴジラに見えてきます。幼稚園の頃、お兄さんや先輩たちと野球をしていて、ホームランばかり打って困るから、ハンデとして、右で打つのを禁止され、左バッターの松井秀喜が出来上がりました。ハンデがあっても日本を代表するホームランバッターになりました。 シンカク高橋「哀愁のエアポート」の楽曲ダウンロード【dミュージック】 S1012214357 清原和博＝天才バッターの一人。ザ・大阪人。内角に弱…

２００５年８月１０日 なーーんかおんもで変な音がしているんで、「雷っっ？？」と思ったら、どこかで花火大会がやっているみたい。前一度電車の中から見たやつかな？？ 我が家は割に高台にあるので、市街地が見渡せる。・・・んで、花火大会１個だけだけど、ベランダから鑑賞できる。今日のはそれではないのだけど・・・。 でも、花火大会っていいよねーー。人混みは苦手だけど、こう言うのが、ベランダから見えたりすると、本当に嬉しい。 さて・・・、もう少し野球ネタ・・・。 テレビ中継なんかを見ていると、試合中、各チームのベンチを映し出すことが良くある。私、これ見るの好き！！だって各チームの首脳陣、色々な表情を見せてくれ…

ＪＩＭ・ＢＥＡＭブラックを飲む熟成の六年間に孫ふたり生れ ＊ＪＩＭ・ＢＥＡＭ： 米国ケンタッキー州、クラーモントで蒸留製造されているバーボン・ウイスキーの銘柄。 屋根の無きビルの屋上夏くればビアガーデンのパラソル開く 泡盛の十年ものの一瓶をのこり如何にと灯に透かし見る 待つことを心得てゐる犬らしく酒屋に着けば腰を下ろしぬ 力石見つけて帰り家に飲む焼酎ロック甘露にまさる 葬式の帰りは「のぞみ」グリーン車に「獺祭」を呑みチーズ烏賊食む グリーン車の車内販売「獺祭」はひとり一本と断られたり 日本酒のあとに飲みたすバーボンにＭＬＢはうたた寝のうち 晋三がバラクのグラスに注ぎけり山口県産日本酒「獺祭(だ…

【リック・ランセロッティ】 リチャード・アンソニー・ランセロッティ（Richard Anthony Lancellotti、1956年7月5日 - ）は、アメリカ合衆国ロードアイランド州出身のイタリア系アメリカ人元プロ野球選手（外野手、内野手）。NPBでの登録名は「ランス」。 リック・ランセロッティ - Wikipedia 以前、懐かしの近鉄バファローズの記事の中で「ラルフ・ブライアント」の思い出を書いたが、他にも三振かホームランか？というバッターは昔は多かったと思う。昔の方が豪快な選手が多かったという事だろうか。一番に思い出されるのは、広島カープの「ランス」である。正式名は「リチャード・アン…

片手落ち甚だしい日本のプロ野球マスコミ、死ぬと美化するのネ！カレがヒトを残した？違うだろ！そりゃあ～、それなりの選手なら監督になれるョ！ 野村克也、確か戦後初の三冠王として、王貞治に抜かれるまで最多ホームランも持っていた。南海ではプレーイングマネージャーも務めた。野村サンの名将たる所以は、この時にある。しかし、何故か増長した妻サッチーが選手や選手妻を小間使いにし、チーム自体をガタガタにした。 ヤクルトは、ドラフトでも負けたコトないくらい、有能な選手多かった。故障ばかりで隔年稼働の多い中、サイクルが合ったら優勝し日本一になっただけだ。補強なかった？オマリーを獲ったからじゃん！ツブした選手も多い。…

久しぶりの「高校国語授業研究会」で、夢十夜についてディスカッションした。現代文教科書に掲載されているのは、だいたい第一話と第六話だ。私は第六話しか扱ったことがなかったな。 note.comずいぶんと前、イチローが現役でバリバリ活躍して、たくさんの記録を更新していたとき、授業で扱った。そしてこんなことを生徒に言った。（脚色あり） 運慶というのは、仰木監督で、仁王というのはイチローだ。 イチローはプロになり立ての時、鳴かず飛ばずの選手だったらしいが、仰木監督が登録名を「イチロー」とし、イチローに好きに野球をしていいと伝えたらぐんぐん伸びて、「イチロー」になったということだ。 平成の世にも仰木監督が…

昨夜、東京では日本シリーズが開催され、ヤクルトとオリックスが戦いました。 逆転サヨナラでオリックスが勝ちました。 これで、ヤクルト３勝オリックスが２勝となって、今週からは神戸のグリーンスタジアムで最後の２試合を開催されることになりました。 私はヤクルトが３連勝し、優勝してしまうのではないかと心配していました。ヤクルトが優勝すると２６年ぶりでのグリーンスタジアムでのオリックスとヤクルトの試合に無くなってしまいます。 オリックスはヤクルトに８回に追いついて、マクガフが思いもしなかったホームランでヤクルトに勝ちました。その結果、２６年ぶりにオリックスがグリーンスタジアムで優勝を目指すことになりました…

昨日の日本シリーズ第3戦、オリックス・バファローズ対東京ヤクルトスワローズ。 試合はシーソーゲームの末、ヤクルトが接戦を制した。 試合が大きく動き始めたのは、5回裏のヤクルトスワローズの攻撃時、オリックスの2番手としてセサル・バルガス投手が登板したところだろう。 バルガスは5回2死ランナーを2塁に背負った状況で登板し、村上を四球、続くサンタナにも四球、そして中村悠平に2点タイムリーヒットを浴びる。センターから3塁へ送球するもランナーはセーフ、宗が2塁へ送球するもこれが悪送球となり、3塁ランナーはホームへ帰還し、タイムリーヒットからの一連の流れで3点を奪い逆転に成功した。オスナを三振に仕留め、苦…