松下村塾のすぐ近くに日本最初の総理大臣となった伊藤博文の旧宅がありました。木造茅葺き平屋建ての約29坪の小さく質素な家です。 (幕末の激動期を過ごした家) 伊藤博文は幕末の1841年に熊毛郡束荷村(現在の山口県光市)の農家に生まれましたが、父・林十蔵が伊藤家の養子となったため、1868年(明治元年)に28才で兵庫県知事に赴任するまでのこの家が生活の拠点となっていました。 この旧宅は木造萱葺き平屋建ての簡素なものですが、7部屋あります。 旧宅横には萩焼でつくられた伊藤博文の等身大の陶像が立っています。 (伊藤博文簡単ストーリー)伊藤博文は、1857年に松下村塾に入ります。吉田松陰は博文を「なかな…