作家楠木新さんの著書、会社に使われる人 会社を使う人を読んでみた。 著者は、『定年後』というベストセラー著書を書かれたことでも有名。本書はその定年後の内容も引き継いで、人生100年時代をふまえたサラリーマンの生き方について書かれている。 この本を読んで響かない人もいるかもしれない。私の場合はというと、びんびんと響いた。 著者の大きな主張としては、サラリーマンとしての立場( ”第一の自分”)を活かしながらも会社外での自分(”第二の自分”)を作っていくのがこれからの人生を過ごしてゆく上で、とても重要である、というもの。 サラリーマンとしての挫折を経験しながらもサラリーマン勤めを完遂した後に作家とし…