1.前回までのあらすじ+α 侍の江戸時代が終わり、文明開化の明治時代が始まりました。鎖国が終わって周りを眺めると、そこには列強が植民地を漁っている時代。日本はのんびりしてはいられません。急いで列国に追いつこうと、富国強兵に励みました。 一方で、江戸時代に無理やり締結させられた通商条約等はあまりに日本に不利なものばかり、これらを解消して、欧米列強と対等にやっていくには、日本の法制度も欧米列挙並みに合わせていくしかありません。そこで急遽外国人を雇って、法整備に励みました。 実務界では外国の先進技術を積極的に受け入れ、その際に併せて欧米の会計技術をも受け入れていました。これが複式簿記の技術です。特に…