湯布院から県道617号線、616号線経由で北東に向かう事約30分。標高1,045mの伽藍岳中腹にある塚原温泉火口乃湯へ到着。ここで車を降りると風向きにより硫黄臭が漂ってくる。 駐車場には写真の塚原温泉火口乃湯の他、受付事務所、家族湯、露天風呂の建屋が建つ。因みに専用トイレはなく、この棟の設備を利用する事になります。入浴はしなかったが、ここに来るまでの道のり、噴気を上げる伽藍岳、もやがかかった山々の景観は秘湯の趣があってとても魅かれる。この火口乃湯の開湯は、平安時代に源 為朝が湯だまりで傷を癒す鹿の姿を見て温泉を発見したしたのが始まりと伝わります。その泉質はpH1.9の強酸性で鉄イオンの含有量は…