富貴寺

前回の、島の山古墳からは川合大塚山古墳へ、奈良盆地を西へ歩きました。 島の山古墳の前方部（南）側の道を西へ歩きはじめると、「ならクル C10 太子道ルート」の表示が。 聖徳太子が斑鳩から飛鳥へ通ったという筋違い道はここだったのか、と感動しましたが、そのルートは島の山古墳の西辺（または東辺）を南北に通るもので、真西への道ではなかったようです。 筋違道（太子道）を行く ～聖徳太子の伝説が残る道～ | ええ古都なら しかしその道、および左右への枝道はとても風情があり、雨の歩きを楽しめました。 木造家屋が多いということは材木屋さんが残っているということですね。 複雑な形状の瓦屋根も。 飛鳥川に到達。旅…

豊後高田市田染蕗に鎮座する富貴寺。 山号を蓮華山と称し、本尊は阿弥陀如来を祀る天台宗の寺院。 宇佐神宮から富貴寺までは車で東に30分程走り、国東半島の中央の両子山の山稜西側に鎮座地します。 両子山周辺には六郷満山と呼ばれ、古くから神仏習合の形態を持つ寺院が鎮座し仏教文化が栄え、宇佐神宮と関りの深い土地柄でもある。 富貴寺全景。 門前を横切る道路は県道655号線で県道を挟んで向かいに駐車場が用意されています。 県道からの眺めは、石垣が幾重にも積まれた上に伽藍が建てられ、さながら砦の様でもある。 県道沿いの周辺マップと富貴寺に伝わる大榧(かや)の木の言い伝えの解説。 その昔ここには巨大な榧の木が聳…

前回記載した「大分県一之宮巡り part2(day3)」からの引き続き。 今回は大分県滞在最終日の10/28。 7:00目覚めと共に着替えを済ませ、朝の金鱗湖に向かう。 外は朝陽を受け由布岳の姿がくっきりと現れていた。 金鱗湖に向かう道すがら山の頂から陽が昇りだす。 刈り終えた稲田は朝露に濡れ、朝陽を受けて輝いていた。遥か先を足早に金鱗湖を目指すかみさん。 彼女が立ち止まりこちらに向かい、嬉しそうに両手で大きく〇の合図をくれた。朝もやの金鱗湖を楽しみにしていただけに、思い描いた光景が広がっていたのだろう。 靄に包まれた金鱗湖。 目の覚める光景を前にカメラ〃と探して見るが宿に置き忘れた事に気付き…

宇佐・国東旅行、前回の続きです。 ＜初めてブログを訪問される方はこちらをご覧ください＞ はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子 私に付き合って宇佐神宮を2時間以上 休みなく頑張って歩いてくれた息子。 今後は、 もう少し息子のことも考えて歩こうと反省。 その反省が翌日に活かされるとは この時、思ってもいませんでした。 宇佐神宮の後は国東半島の温泉宿へ。 初めて通る道もあり、 車の中から興味深いそうに景色を観る息子。 息子は初めての景色は興味津々です。 宿に着いて、夕食前に温泉を楽しみます。 先日の温泉は、水深９０cmのところに 一瞬落ちそうでヒヤッとする場面があり、 いつものテンション…

4泊5日の大分旅行、1日目。 今年のGWは大分！ 大分空港から、安国寺、集落遺跡。 見える海が瀬戸内海なのが斬新。 昼食は太刀魚。 太刀重、刺身、塩焼きなど。 昼食後も国東半島をまわる。 まずは文殊仙寺。 六郷満山開山1300年ということで、非公開文化財が特別公開されていた。 大分県最古の曼陀羅をみて、智恵の水を飲む。 両子寺、富貴寺、真木大堂、熊野磨崖仏とみていく。 複数の場所で鬼の面を見たが、国東半島では鬼会という行事があり、鬼は先祖の化身と言われ、福をもたらす象徴とされているらしい。 神仏習合発祥の地と言われる国東半島を後にし、中津へ。 二つのお店で唐揚げを食べる。 5月03日～5月07…

2025年1月2日(木) 午前中の中山仙境登山終了後に富貴寺に移動する。 ただ参拝するだけでは物足りないので、国東半島峯道ロングトレイルの豊後高田コース②の周回コースにチャレンジした。ちなみに中山仙境前田登山口からの周回もロングトレイル豊後高田コース④の周回コースであった。 14時頃に富貴寺駐車場に到着。大堂は国宝なのに参拝者が少なくて意外だった。 ロングトレイルの地図とYAWAPの地図を見比べながらスタート。県道665沿いに歩いていき、茶畑園で左折し、農園の小径を歩く。 地図上では小径の進路が分かり辛くて、何度かいったり来たりを繰り返す。どうにか進路を定めて、誰もいないお正月の林道を孤独に歩…