国東半島

9日目 2007年10月6日（土） 姫島-別府 6:30 起床。 7:00 朝食をいただく。朝食の時、宿の方から今日は姫島のお祭りであることを教えてもらう。日差しが部屋の中にも差し込み、今日も天気が良さそうだ。

8日目 2007年10月5日（金） 中津-姫島 朝起きると天気は曇りだが、天気予報によれば今日も雨の心配はなく、晴れる見込み。 今日は中津城を見てから中津を出発、東へ走り、豊後高田から国東半島に入る。その後、国見の伊美港から船で姫島に渡り、1泊する予定。

本日はいつものオキニの温泉の帰り道すがら、やってまいりましたのは国東半島にある蕎麦屋さん両子河原座（ふたごかわらざ）です。 ページ下の地図で見ていただければお分かりのとおり、本当に国東半島のど真ん中で、かつ最も標高が高い山深い地点にあります。 え？ こんなところに？ という山奥にお店が ナビを頼りにやってきたのはいいのですが、地図上の目的地にたどり着いてもお店が見当たりません。周りはぜーんぶ緑の山々。あれあれと思いながらナビ上の目的地からはどんどん離れる一方です。 さすがにこれはおかしいとクルマを止めUターン。 すると先ほどは気付かなかった脇道があり、ここを少しだけ下るとありましたよお店が。こ…

もうひと昔も前のことになるけれど、韓国にいた叔父の一人と手紙でやりとりをしたことがある。父より数年早くに亡くなったけれど、陰暦の命日が奇しくも同じと知って不思議な縁を感じた。 父がKorea半島に就職で国東半島を出た後のことは、この叔父が詳しかったので思い切って手紙を出してよかったと思っている。 「どんな家でした？」という問いかけに、「特高刑事が出入りする家だった」と返信の中で書いてあり驚いたことがある。 「特高」とはあの時代の社会主義思想や自由主義思想を取締まる刑事で、人々から恐れられていた。十代の叔父はそのことが強く印象に残っていたのだろう。 さらに祖父が協和会を代表して福岡の炭鉱に「報国…

こんにちは。 今回は2024年2月の大分旅行のまとめ旅行記をお届けします。 真冬の2月、恋しくなるのが温泉。温泉といえば九州、大分県。ちょうど1年ぶりに大分の温泉に入りにいきつつ、熊本観光を…なんて思って企画した旅行だったのですが、大雪で延期。なんとか翌週に振替をしましたが、思うように行程を建て直せず、結局大分県だけを短い時間で巡ることになりました。 今回は定番を少し外して杵築のまち歩き、そして別府を訪れることに。そんな大慌てで建て直した旅行を振り返っていきたいと思います。 以下目次です。 旅の行程 九州の翼ソラシドエアで大分へ 杵築の城下町を歩く 別府駅周辺で楽しむ別府観光 豊後水道に飛び出…

国東半島に戦前定住した祖父が畳表の仕事をしていたと父親が懐かしんでいたことを微かに覚えている。 若い頃はほとんど関心がなかったので、「ふーん」で終わっていたけれど、調べて見ると興味深いことがわかってきた。 畳の原材料は何かと人にきかれたら、なんとなく「い草」と答えられるぐらいの知識は会った。小学校の社会科の授業で知ったように思う。 たいていの人には聞きなれない七島藺（しちとうい）は戦前戦中そして戦後のわずかな期間、畳表の原材料として国東半島の特産物として有名だった。 現在は圧倒的に高級品はい草にとって代わり、安い化学製品も出回っていると思う。しかもほとんど中国製が普及されているのだろう。 琉球…

1930年代、祖父と祖母は九州の宮崎県大分県あたりの木賃宿に泊まりながら、行商をして商いをスタートさせた。二十代の若い夫婦が一緒に行動できたのは何かと好都合だったはず。 行動的な祖母が祖父の背中を押していきながら、定住場所を決めるまでは借り住まいで頑張ったんだろう。 父の記憶では、叔父の一人は愛媛県の今治市で生まれている。叔父自身も生まれた今治市に一度行ってみたいと語っていたから事実だ。 行商しながら動いていた祖母もいよいよ出産となった時、女手を必要としたので一旦知り合いがいる今治市に戻って出産したのだろう。個体として強い身体を持った女性だ。 戸籍ではこの叔父も国東半島で生まれていることになっ…