概要 2 型糖尿病 (T2DM) 患者では、股関節位置感覚 (JPS) の精度が損なわれる可能性があります。股関節 JPS が障害されると、姿勢制御や体のバランスが変化する可能性があります。この研究の目的は、(1) T2DM と無症候性の股関節 JPS を比較すること、(2) 股関節 JPS とグリコシル化ヘモグロビン (HbAlc) の関係を評価することです。 1. はじめに 固有受容は、怪我を防ぐために、意識状態と無意識状態の両方で関節の位置の認識を維持するために重要です。固有受容は、関節位置感覚 (JPS)、運動感覚 (能動的および受動的な動きの知覚)、および張力または力の感覚を含む用語…