首都圏の分譲マンションの価格が高騰していることはメディアでよく報道されている。最近はマンションの賃料も上昇傾向にあるという報道もチラホラ。 マンションの賃料は契約更新のタイミングなどもあるので、分譲マンション価格よりも遅れて上昇する「粘着性」「遅効性」がある。いずれにしても、賃料が大幅に上昇すると持ち家でない世帯は困ってしまう。UR賃貸や住宅供給公社、低所得者を対象とした都営住宅といった公営住宅に頼れる人はいいが、それも難しいようであれば、最終的にはボロアパート……。 実際のところはどうなのか。 もくじ 長期変動(1970年~) 物価補正なし 物価補正あり 短期変動(2018年~) 長期変動(…