ゆきおんな/中脇初枝・文 佐竹美保・絵/小学館/2009年 ひどい吹雪で、やぶのかげで吹雪がおさまるのを待っていたとき、うつくしいあねさまがあらわれ、とっつぁまに ふうと いきを ふきかけると、とっつぁま、白く なって ぱかっと かたまったきり、うごかなくなくなります。そして、いっしょにいた 七つのむすこの顔をもちあげて、いきを ふきかけようとしますが、その顔を見て「おまえは かわいい こどもだなあ。あんまりかわいいから、このたびは たすけておく。しかしなあ、おれにあったという はなしは、けっして 人に 語っては ならねえぞ。人にかたれば、おまえのいのちは ねえから。」といってきえてしまいます…