ランキング参加中読書 本や論文の執筆するようになってから、もっと若い頃に読んでおけばよかったと思った本があります。それが、本多勝一『新装版 日本語の作文技術』(講談社、2005年)です。文庫本も出ているので多くの方が参照されているのだと思います。『学び直しで「リモート博士」』(アメージング出版、2023年)でも必読書として紹介しました。 正直に言うと本多氏が提示している技術の8割以上、私は実践できていないと思うし、覚えきれてもいません。ただ、日本語というのはこんなにも論理的な言語なのかと気づかされ、その後の自分の執筆に大きな影響を与えたのだけは事実です。 日本人の中には、日本語に対する劣等感の…