何度かこのブログでも取り上げてきたセキュリティ・クリアランス(SC)制度の法整備が、ようやく進みそうだ。自民党裏金問題の追及に明け暮れる事態で、能動的サイバー防御(ACD)の法案も通常国会では見送られる(*1)と言われ、SCの法整備も難しいかと思っていた。 しかし先週、ようやくではあるがSC制度の関連法が通常国会に掛けられるとの報道(*2)があった。主旨は、 ・法案名は「重要経済安保情報の保護・活用法案」 ・特定秘密保護法との2本立て、安全保障に著しい支障を与える情報は同法で扱う ・安全保障に支障を与える情報は、当該法で扱う ・情報漏洩については、懲役5年以下の罰則(特定秘密保護法違反は10年…