今から50年近く前、 僕が予備校に通っていた時の話です。 ある日、英語の先生がこんなことをおっしゃいました。 「英語は、I can から教えたら楽しく学べるのに。 『私はできる』という感覚をどんどん使えれば、 英語はもっと楽しくなる。」 その言葉を聞いたとき、少し驚きました。 確かに、 「できる」と思うだけで気持ちが軽くなり、 挑戦する意欲が湧いてくるものです。 それ以来、「できる」を意識して 使うようになり、それが小さな 自信に繋がっていきました。 ●「できない」が生む壁、「できる」が開く扉 でも、部下や子ども、 あるいは自分自身に対して、 「なんでできないんだ?」 とつい言ってしまうこと、…