「鎌倉殿の13人」で頼朝の息子頼家が妻子を殺されたうえに将軍の座からおっぱわれる場面で号泣して泣き伏す場面を見ていた。 大河ファンはしらけるかもしれないけど、北朝鮮の金正恩が浮かんできた。うわさに聞く彼は人としてとんでもないらしいけど、頭が良いため暴力的な権力者の家庭の宿命を感じさせるんである。 歴史ものを見てると彼のような名門の長男の悲劇は多い。権力者の長男なので家臣が寄ってたかって囲い込む。そうすると親子の縁が薄くなる。 たぶん、頼朝でさえも息子にへだてを感じていたんだろうと思う。彼も嫡男として親に隔てをおかれたんでわかっていたとは思うけど。素朴な田舎の人だった母親の政子はもっとだろう。 …