今年は不思議な1年だった。 まだあと1か月残っているけどね。 ある時ふと、縄文時代の土器、土偶に心引き寄せられ、 6月には念願の本物の縄文土偶を長野の岡谷市まで見に行った。 目の前に国宝の縄文のビーナス、仮面のビーナスを見、 手元にある大きな縄文土器を上から眺め その土器の匂いを嗅ぎ、土器の中の空気を吸った。 熊本から強行軍の旅だったが、これが最後と名古屋から松本行の特急に乗り、 尖石縄文考古館を見てトンボ返りに京都に戻り、 翌日は猛暑の奈良の法隆寺に行った。 何を見に行ったかと言うと五重塔の下にある塑像を見に行ったのだ。 ついでに五重塔を東西南北、支える邪鬼と交流した。 たまたまだが、岡谷市…