『世の中のために、君の店は存在した方がよいのか、無くても構わぬかを考えよう。無くても困らぬような店なら、存在の意義がないのである。 倉本長治『店はお客さまのためにある-倉本長治商訓五十抄』(商業界)』 昨年あたり、カフェの開店ブームがありました。 今年は、閉店ラッシュという情報が流れています。 カフェを続けている方にお話を聞くと、「カフェは開店するのは他の業種と比べると手軽なんだけれど、継続するのは努力と運が必要だと思う」と言っていました。 その人のところに、カフェをやりたいという人を何人か連れて行きましたが、同じような話をチクリとしてくれました。 このフレーズも、そのようなニュアンスですが、…