残暑が厳しい。なんだかんだ外を歩くと汗が噴き出る。こうしてみると普段の運動不足がたたっているなと思ったりする。 今日は久しぶりに師との一席だった。師の自宅を訪ね、教えを請い、新たな価値観と手法を手にする。 自分の浅はかさと傲慢をただしてくれるこの時間は、私にとってなによりかけがえのないものだ。 師の厳しい言葉の中にも暖かさとやさしさを感じる。こういう人なのだ。彼は毎年毎年、自分の投資で得た利益からかなりの額を恵まれない子供たちのために寄付をしている。もう何年もだ。この行為を中には、偽善と呼ぶ者もいるのかもしれない。でも、偽善でできることではない。それこそ、その額はとても一回の年金生活者が毎年拠…