ちょっと古い話ですが、応仁の乱により衰退した京都の町は、政治都市・上京と、商工業都市・下京の二つの町に分かれてしまったことがあります。 その時代に、上京と下京を繋いだ唯一の道が、室町通でした。 京都駅や京都タワーの北側にある東本願寺。 門前には、古そうな法衣店や、 400年以上続く念珠店などが並びます。 そんな東本願寺の北端を通る花屋町通から、室町通を北に向かって歩き出します。 応仁の乱後には京都のメインストリートだった室町通も、今見ると、このような細い通りです。 先ほどの写真の左手にある、「トユ 中村」の立体看板が、ちょっと面白い。 古い通りには、仁丹の琺瑯看板が良く似合います。 右上の住所…