第78回目のレビューは、「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』」です。 3年ぶり第4弾となる「六本木歌舞伎」は、今まで歌舞伎を見たことのなかった方にも歌舞伎に触れていただけるように、毎回新しい解釈を取り入れた古典演目を披露するシリーズです。 過去には、宮藤官九郎さんが脚本の新作歌舞伎を上演、前回の「羅生門」にはV6の三宅健さんが出演されておりました。 今回は監修を映画監督の三池崇史さんが手がけられ、さらに、A.B.C-Zの戸塚祥太さんが歌舞伎初挑戦されております。 古典演目の『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』を現代とリンクさせながら、新しい解釈で展開させており、歌舞伎の知識もほぼな…