過度な試合や練習で酷使した箇所や、捻挫や肉離れなどけがをしたときには、アイシングでアフターケアを行います。ですが、最近の研究ではこの「アイシング」つまり身体冷却は試合や練習後だけでなく、特に環境温度が高い場合には試合前や試合中に行うという考え方が一般的になりつつあります。 体温上昇とパフォーマンス スポーツの成績は、体温の上昇に大きく影響されると言われています。特に持久性の運動を行った場合運動中の深部体温がや40℃程度に達すると運動が不可能な状態に陥ります。 深部体温約40℃というのは、運動を継続する体温の危機的限界レベルとされており、これに達する、あるいは上回るような過度な体温の上昇は呼吸循…